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2004年9月17日


アテネに来て2日目のこの日はホテルから少し離れたところの市内観光をすることにした。





ホテルで朝食をとってまず僕らが向かったのは
現地の旅行代理店だ。









ギリシアは遺跡が国中に分散しているのである程度はこういったツアーで遺跡まで連れて行ってもらうほうが楽である。





日本語のツアーは高いので英語のツアーに申し込んでみた。





内容はほとんど同じでも日本語のツアーは料金が高めに設定されている。



だからある程度英語が理解できるなら思い切って英語のツアーに申し込んでみるのも面白いかもしれない。







僕らはそこで3つのツアーを申し込んだ。




@ミケーネ・コリント・エピダウロス

Aサロニコス諸島(エーゲ海クルーズ)

Bデルフィ






いずれもアテネからは行きにくいが重要な観光ポイントである。







現地ツアーを無事に申し込んだ僕らが次に向かったのは
ギリシアの国立考古学博物館だ。






ここではギリシア各地の遺跡から発掘された出土品を50をこえる展示室で公開している。



今後行く予定のミケーネの出土品もたくさんある。





その中でも
『黄金のマスク』は一番有名だ。






K氏もこの黄金のマスクがかなり気に入ったようだった。











ゆっくり見学していると昼になったので近くの店に入ってpitaを食べてみることにした。





pitaというのは平べったい蒸しパンみたいなものに野菜と肉やから揚げなどを包んで食べるギリシア料理だ。




しかも値段も1つ1.5ユーロとかなりお手ごろだ。






あまりにおいしいので今後ギリシア滞在中のおやつとして大活躍だった。











昼食を食べた僕らは今度はケーブルカーに乗って
リカビトスの丘に登ることにした。






アテネの町は家が密集しているので道に迷いやすく、ケーブルカー乗り場を見つけるのも一苦労だ。









うろうろ彷徨っているとフリーマーケットみたいなものを発見した。



そこで
葡萄を1kg、2ユーロという破格で売っているのを見つけ、迷うことなく買ってしまった。



この葡萄は日本で普段見るようなものではなく、皮まで食べれる小型のマスカットみたいなものである。



でも甘味は抜群でかなりうまい。



おやつや夜食にもってこいだ。






やっとのことでケーブルカー乗り場を発見し、僕らは無事に頂上にたどり着くことができた。






頂上からの眺めはすごくよく、前日に行ったパルテノン神殿やゼウス神殿もしっかり確認することができた。










眺めにすっかり満足した僕らは二日間のアテネ観光を終え、
土産を買い始めることにした








ガイドブックをカフェで読んでみるとギリシアでは
ウゾメタクサという日本の焼酎みたいなお酒が有名らしい。







僕らはそれを一本買って帰ることにした。






どんな味がするのかは知らないが
アルコール度数43%とかなり強めだ。





酒ばかり買っても仕方がないので他のものも買うことにした。








次に僕らが向かったのは
オリーブのお店



オリーブの木で作った食器や置物、オリーブオイルの石鹸など面白いものを売っている。




さらにアテネオリンピックの公式グッズ販売店などにも行った。










そして最後に向かったのが
謎の骨董品屋

そこでK氏やっちゃいました。












突然この
謎のツボの前で










「これはいい!」









と言ったかと思うと、早速店のおばちゃんに値段の交渉に入ってます。






どうやら
もともとの値段は30ユーロらしい。








おばちゃんの話によると30ユーロだけど
特別に21ユーロにしてくれるそうです











その瞬間K氏












「OK!」













と購入決定です。









観光地ではもともと高い値段をつけておき、客との交渉でだんだん安くしていくのが基本です。


K氏のように相手の値段で買ってしまってはいけません。


もっと低い値段を示して、その中値くらいで折れる、という形が理想です。







しかも今回のツボは明らかに21ユーロの価値はないような気がしたのは僕だけなのだろうか・・・














ちなみに僕は9ユーロまでちゃっかり値切りました。






まぁ違うツボだけどね。













土産も買い、
意気揚々とホテルに帰ろうとしたそのとき、地元の酒店を発見した。






もっと面白いウゾがあるかもしれないと、僕らは中に入ってみると2ユーロのお試しウゾ・メタクサのビンを売っていた。






せっかくだし味見をしてみようと言う話になり、今夜の晩酌用に買って帰ることにした。






そして店を出ようとしたその時、
またまたK氏が謎の物を発見したのだった。











        
K氏の見つけた謎のものの写真
       (後日公開予定)













謎のツボを買って財布の紐がゆるんだのか
K氏購入決定です











謎のツボと
意味のわからない酒を買ったK氏はかなり満足したらしく、
興奮を抑え切れていません












そして突然


















「ぶほっ!?」








と、言って
を押さえ始めました。










何が起こったのかよく見てみると、

K氏あまりに興奮してまた鼻血を出しています。(二日連続)











しかも




量が半端ではありません











あわててティッシュをあげるもぜんぜん足りません。







そこで
ホテルまでダッシュで戻ることにした。






もちろんK氏は鼻をつまんで。














ぽたぽたと血痕を残しながらK氏はホテルに向かって走っています。








はたから見たらかなりの不審者である。









ホテルに戻った僕らは一休みすることにした。












しばらくゆっくりした僕らはお土産の整理と残金の確認をした。





こうやって買ったものを並べてみると結構な量である。





トランクの半分を空にして持ってきたがこのペースで買っていけば旅の最後の方は入りきらなくなりそうだ。








と、その時K氏が
謎の声をあげた。





どうやら残金がかなり少なくなったらしい。











僕らは出発前に3万円をユーロに両替した。




だいたい
200ユーロ以上あったはずだ。









一体K氏の残金はいくらなのだろうか?





なんと
コインを入れても110ユーロらしい。























旅行二日目にしてすでに所持金の半分を使ってしまっています。










さすがのK氏もかなりあわてています。






そしてとうとう土産購入を当分中止することになってしまった。








さっきまでの勢いは全く残っていません。







一方僕はまだ
170ユーロくらい残っています。







なんでこんなに差がついてしまったのかよくよく考えてみると、ひとつに入場料の有無があげられる。






この二日間いろんな遺跡をまわったが僕はすべて無料なのに対してK氏は毎回入場料を払っています。



他にもK氏はカードでなく現金払いばかりしていたことも原因と考えられるが、なくなってしまったものは仕方がない。














気を取り直して僕らは夕食をとることにした。




今回は量がすごいことで有名なタベルナに行ってみることにした。




前菜にパスタにサラダに肉にすべてがものすごい量だ。





2時間近く奮闘したが結局惨敗して僕らはホテルに戻った。






ホテルに戻った僕らは昼間に買ったウゾをスプライトで割って飲んでみることにした。




ガイドブックにも書いてあったが独特の味がして微妙な味だった。










しかし、
K氏はそれに全く懲りずに明日はメタクサに挑戦だとか言っています。







こうして僕らの毎晩の晩酌が始まったのだった。
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