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2004年9月21日




今日はついにアテネをはなれて次の目的地であるフランクフルト(ドイツ)に出発だ。



出発は昼なので午前中に最後のアテネを堪能することにした。





旅行開始から2日間で所持金の半分以上を消費し、それ以来お土産を買うのを我慢していたK氏もさすがに今日は財布の紐を緩めるらしい。




かく言う僕も「オリーブオイル」を格安で購入するために今日は買い物モードだ。



少し早めに朝食をとり、
気合を入れてホテル近くの土産物屋に出発である。








まず向かうは地下鉄の駅。



空港までの切符を購入しておかないと土壇場で困ることがあるかもしれないからだ。






受付に行き、空港までの片道切符を2枚購入する。



切符をよく見ると、値段は同じだが行きとは違った大きさの切符で、さらに途中下車不可と書いてあった。



初日に空港からの片道切符を一日有効と勘違いして地下鉄を乗り回してしまったが
実はキセルだったみたいだ







アテネに限らず外国の列車の改札は結構適当なのでこういったことが起こるのも仕方ないことだ。








でも、
キセルがばれたら罰金30ユーロ(4000円)だから結構痛い。






バレなくてよかった、と二人でホッとしたのだった。










切符を購入し、後は買い物をするだけとなった僕らは早速お土産店街へと向かった。





しかし、あまりに気合が入っていたために早く来すぎたようだ。













まだすべての店がシャッターを下ろしているではないか。









なにもすることがなくなった僕らは近くのカフェでコーヒーでも飲んで時間を潰すことにした。





と、目の前にあるカフェは・・・
























マクドナルド!









これはカフェなのか?!という疑問はさておきマックに直行、コーヒーを購入した。










外国のマックにはそれぞれの国に合わせた限定メニューというものが存在する。










たとえば日本の場合はてりやきバーガーである。









ギリシアではなんだろうと、メニューを見てみるとありました。









ギリシア特別メニュー、pitaです。






あきらかにハンバーガーではありません。












まぁパンに包むのだから似たようなものではあるが・・・






しかし、朝食をとったばかりの僕らにはマックを食べるのはキツイ。








残念ながら今回は見送ることにした。





マックで時間を潰した僕らは再びお土産店へと向かった。




しかし、出発の時間も刻々と近づいてきている。




片っ端から土産屋に乗り込んでいった。





しかし、ほとんど何も買わずに見るだけで3日間を過ごしたK氏は以前ほど乗り気ではない。






どうやら目が肥えてしまって、
最初のころどんどん買おうとしていたどうでもいい物には興味がなくなってしまったようだ。







結局オリーブオイルを買っただけでホテルに戻ってしまった。






















この6日間僕らはホントにギリシアを堪能したと思う。








はじめは道路の狭さと入り組んだ町並みに混乱したし、いろんなネタを作ってしまったが今ではそれもいい思い出だ。






またいつか来たいなぁと思いつつ僕らはホテルを後にし、パルテノン神殿を最後に拝んで空港へと向かった。






空港に到着し、手続きを無事に済ました僕らは出発までの1時間半の間で食事をとることにした。




そして、見つけました















Mの文字を・・









当然のごとくマックに向かった僕らは朝見つけた限定目ニュー、pitaを注文した。










まぁいたって普通な感じだった。





まわりをみるとやはりこのpitaを注文している人が多いような気がした。






残りの時間で部活への土産などを買い、ついに僕らはアテネを後にしてフランクフルトへと飛び立った。















およそ3時間のフライトを終え、僕らはフランクフルトに到着した。









途中からものすごく揺れが激しかったのである程度予想していたが、やはりフランクフルトの天候は雨で風も強かった。






トランクを回収した僕らはホテルに向かうべく空港駅に向かった。















そして中央駅までの切符を買おうと自動券売機の前にやってきた。



しかし、世界中の人が使う空港の駅にもかかわらず、
すべてドイツ語表記なのだ。




これではさっぱりわからない。





券売機の前で困った顔をしていると、

親切なドイツ人が
ドイツ語でご丁寧に買い方を説明してくれた。









当然意味がわかるはずがない。








しかし、あまりにも熱心なので

こっちも全くわかってないのに









「Ya, ya!」







とか言って頷いていたのだった・・・






アホ日本人丸出しである。












説明が終わり、他の外国人はどうしているのだろうとまわりを見回してみると、一つの列があった。




何だろうとその列の先に視線を送るとそこには小さくticketと書いてあった。







早速僕らはその列に並び、中央駅までの切符を購入した。





しかし、空港の駅なんだから英語の表示もあって欲しかったなぁ。













電車に乗ること30分、中央駅に到着し僕らはホテルへと向かった。





今回泊まるホテルは本によると、冷蔵庫の中のドリンクは無料で飲めるらしい。




なかなかサービスのいいホテルのようだ。










ホテルに着いた僕らはしばし休息した後、夕食を食べるべくホテルを後にした。





向かうはフランクフルトの中心に位置するレーマー広場。





夕食もそのあたりのレストランで食べることにした。






すでにアテネで現金を大量に消費してしまったK氏はここで両替をし、所持金を回復させた。






そして、あるドイツ料理店に僕らは吸い込まれていった。














そこで謎の石焼レアステーキとかマッシュポテトとかソーセージを食べ、会計の時間になった。




僕らは現金を無駄に消費しないために食事はすべてカードで支払っている。




今回もそのつもりでカードの使える店を選び、チェックのときにカードを手渡した。




すると、突然そのカードを手に持って、



















「Oh, this is plastic card!Cash please!」











と叫び始めたのだ。





こんな時はしっかり抗議したら相手が折れるのがほとんどである。







実際外国の小さな店ではカードが使える店でも、すぐに決算できる現金の方が好まれる。





だからホントはカードが使えないのに使えるように見せかけているところさえあるのだ。












さて、「現金現金!」と言われてカード払いを拒否されたK氏は抗議するのかと思いきや、
ドイツビールでいい感じの気分だったのか








「OK!」













と、
満面の笑みで即答してしまったのだ。






これだから日本人はカモられるんだよ〜、と思いながらその様子を見ていたのだった。





せっかく両替で所持金が回復していたのに、また所持金が減ってしまった。





全く何やってんだか・・・


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