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2004年9月22日



さて、フランクフルト2日目である。






旅行開始2日間で所持金の半分を消費したり、前日に調子に乗って現金で夕食を支払ってしまったK氏は、朝から所持金の確認を怠っていない。





所持金確認も無事に終わり、僕らはフランクフルトの市内観光に出発することにした。





この日もはフランクフルトは小雨が降り続いており、気温もすごく低かった。



夏モードのアテネからやってきた僕らにっとっていきなり気温10℃以下の状態は堪えてしまう。





もっと厚着するんだった、と後悔しながらも僕らは再び昨日の夜にやってきた
レーマー広場に足を運んだ。









レーマー広場というのは旧市庁舎の前にある広場のことである。




この旧市庁舎をレーマーと呼ぶので
レーマー広場と呼ばれている。




現在は歴史的な建造物だけでなく、土産屋やカフェなどが広場の周りを囲んでいる。





広場の中心には
「正義の泉」と呼ばれる噴水も設置されている。




雨にもかかわらずたくさんの観光客でにぎわっていた。









しかし、肝心の旧市庁舎などの歴史的建造物は修理中なのか
ビニールで覆われており、少し残念だ。








とはいえ、せっかくフランクフルトに来たのだからレーマー広場の名前の主でもある旧市庁舎のレーマーとやらを見学してみようではないか。



普段はレーマー広場から入れるらしいが修理中のため入り口が建物の裏側に移動しているらしい。






僕たちは入り口を探すことにした。






そして探し歩くこと約15分、僕らは入り口を発見した・・・

















鉄格子で閉じられた・・・











こんなはずでは、と周りを見渡すと
横の壁に一枚の紙切れが貼り付けてあった
















そこにはまたしても
ドイツ語のみでこう書かれていた。



















『本日、本館の見学はお休みです』













K氏がドイツ語も入っている電子辞書を所持していたので解読に成功することができた。





グッ・ジョブK氏!










しかし、せっかくフランクフルトに来たのに観光ポイントである旧市庁舎に入れないのは痛い。
















まぁ仕方ないので次の観光ポイントである大聖堂に移動することにした。





ガイドブックによるとこの大聖堂に登ることができるらしい。





ただ、
95mもあるので登るのは一苦労だ。










でも旧市庁舎に入れなくて時間も余っているのでここは一つ挑戦してみようではないか、とK氏と話していた。















しかし、近づいてびっくり!















旧市庁舎のように大聖堂もビニールで覆われているではないか!?










これはもしかして・・・、といやな予感を胸に抱きながらも入り口へと向かった。

















でも今回はどうやら中には入れるらしい。






出入り口から人が出てきているのだ。






よかったよかったとK氏と一安心しながら僕らは大聖堂に突入した。






大聖堂は神聖ローマ帝国皇帝の載冠式が行われたゴシック建築の建物だ。





高さも95mとフランクフルトのランドマークとなっている。








今でも発掘調査が行われているらしく、大聖堂の周りは掘り返されていた。









さて、大聖堂に突入した僕らは塔の頂上に登るべく階段を探した。












ガイドブックの地図と照らし合わせながら大聖堂の中をうろちょろしていたが本来階段があるべき場所に階段がないのだ。



















これはおかしい、と僕らはさらに大聖堂をさまよった挙句

またもや一つの紙切れが貼ってあるのを発見した






もちろんドイツ語オンリーである




早速K氏の辞書を使って解読にかかる。







すると、



















『現在補修工事中のため塔の見学はできません』









と、観光客をなめた様なことが書いてあるではないか!?

















フランクフルトに来て2日、未だに一つも観光できていません(泣)












仕方ないので大聖堂もあきらめ、次にゲーテハウスとやらに行くことにした。







あの有名なゲーテが生まれ、青春時代を過ごした場所である。





ガイドブックによると年中無休だそうなので今回はちゃんと観光できそうだ。




ゲーテハウスの中にはたくさんの古い家具や絵が飾ってあり、すごく雰囲気がでていてよかった。









さて、ゲーテハウスを出た僕らは時計を見て愕然とした。


















時刻は12時、早くもフランクフルトの観光終了です。









実際フランクフルトはあまり観光ポイントがないので仕方がないが、目玉の2つに入ることができなかったのは大きい。









まぁそれを愚痴っても仕方がないので僕らは昼食をとることにした。









せっかくフランクフルトに来ているのだからフランクフルトを食べようではないか、というノリである。












そして、フランクフルトの中心ともいえるようなカフェとかオフィスがたくさんあるような場所に行き、フランクフルトを探した。







さすがはフランクフルトという地名になっているだけあってフランクフルトの店がたくさんある。






僕らはその中から一つの店を選んで昼食をとった。





そして、午後からの作戦を練ることにした。










そして僕らが立てた作戦は・・・













@『土産を買おう!』







A『ガイドブックによるとリンゴ酒が有名らしい』








である。







まずは作戦@を実行だ。











早速僕らはレーマー広場に移動し、手当たり次第に土産屋に突入した。






K氏も場所が変わったこともあってか乗り気である。















そして当然のごとく
暴走を始めてしまったのだ














K氏の買ったもの・・・・・・ビールジョッキ(約30ユーロ)等











ちなみにK氏はビールが嫌いです。








一体何に使う気なんだろう?












しかもまた
現金で支払っています。

















さらにこの気温が10℃きっている中、目の前にあるソフトクリーム屋に目を奪われています






そして迷うことなくソフトクリームを注文してしまったのだ。







果てしなく自爆行為である。












さて、寒い中ソフトクリームを完食したK氏は何事もなかったかのように次の作戦の実行を告げた。












次の作戦は『スーパーマーケットを探し、そこで売っているリンゴ酒を買おうではないか!』というものだ。





本来はフランクフルトの近くの
ザクセンハウゼンがリンゴ酒で有名らしいが、ここはスーパーマーケットで我慢することにした。





ホテル近くのスーパーでリンゴ酒を発見した僕らは上機嫌でホテルに帰り、まだ4時なのに晩酌?を始めてしまった。





このリンゴ酒、ボトル一本が3ユーロと破格だったが味はこの上なくまずい。






やはりケチったのがまずかったのだろうか。




いまさらながら本場の
ザクセンハウゼンに行かなかったことを後悔したのだった。











ホテルでしばし休息した僕らは今度は夕食を食べるべくホテルを後にした。











昼間町をうろうろしているとやけに東南アジア料理の店が多かったので今日は適当に東南アジア料理の店に入ることにした。





この日はカードを見せても現金をせがまれる事もなく無事に夕食を終えることができた。







帰り際、今日の土産やらで現金がまた少なくなってしまったK氏は両替で所持金を増やしていた。




今度は何日持つのだろうか・・・?!
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